太平洋と日本海の釣り場の違い

千葉県・勝浦夕暮れ

同じ日本の海なのに、こんなに違う。太平洋と日本海

こんにちは。フィッシング・パパです。

フィッシング・パパは、岐阜県在住です。岐阜に住んでいるので、釣り場は日本海側、太平洋側の両方にまたがります。更に言うと、パパは千葉県出身なので、学生時代の釣り場は東京湾と太平洋です。

そんなわけで、両方の釣り場の経験があります。

今日は日本海と太平洋の釣り場の違いを解説したいと思います。

 

日本海の釣り場

日本海の釣り場の特徴としては、太平洋と比べて干満の差が小さいです。干満の差が小さいということは、釣れる時間が太平洋の釣り場に比べればシビアではないということです。

もちろん、朝マズメ、夕まずめの違いはあります。

しかし、潮の干満による釣れ具合は、太平洋に比べて圧倒的に少ないと思います。もちろん、多少の差はありますが、太平洋程の落差はありません。

ですから、日本海の釣り場では干満よりは朝夕のまずめのタイミングを抑えたほうが良いと思います。

また、日本海では、小アジが釣れるタイミングが長い気がします。昼間でも沢山釣れるのは日本海側ならではではないでしょうか。

石川県七尾市の海
日本海側は水がきれいなところが多いなあ。と感じました。七尾湾の海水浴場はとても透明度が高く魚が見えたりしてとても良かったです。

ただし、冬場は天気が悪い日が続くので遠方から釣りに行くのは少々つらいかもしれません。

管理人は岐阜在住なので、敦賀や小浜に出るには2時間くらいは最低でもかかります。

ですので、12月に入ると日本海側の釣り場に釣りに行くのが少々辛くなってきます。

また、雪が降る事が多いのでもし、冬場に日本海側の釣り場に入る場合はチェーンかスタッドレスタイヤの装着は必須です。

また日本海側は冬場は天気が悪いことが多く、家族で釣りに行けるかどうか?は天候に左右されます。

太平洋側の釣り場

太平洋側は干満の差が大きいです。

日本海側が数10センチの海面の差にしかでしかなくても、太平洋側では1mくらいは違ったりします。

勝浦市の海岸
太平洋側は干満の差がスゴイ。釣況が上げ潮のときと、下げ潮のときでは大きく違うことも少なくない。

1m違えば、当然、ポイントの位置も大きくズレます。

満潮であれば岸から近く、干潮では岸から遠くなります。

したがって、太平洋側ではマズメ時以上に干満のタイミングが釣りに大きな影響を与えます。

管理人は太平洋に面した小さな港で42センチのクロダイをたまたま釣ったことがありますが、それもやはり明け方すぎくらいのタイミングでした。

管理人が自己ベストを更新したのもやはり満潮のタイミングかつ朝マヅメでした。

当時は千葉県に住んでいたので、館山の香港や乙浜港という漁港がメインの釣り場でした。

この港も魚影は濃かったですが、やはり干満によって魚の釣れ具合は大きく違ったものです。

日本海側は干満の差が、出にくいのですが、太平洋側はかなり顕著に出るので陸っぱりの場合は考慮する必要があるでしょう。

太平洋側は明らかに満潮時が釣れるタイミングなので、干満のタイミングを確実に抑えた上で釣りに行ったほうが良いと思います。

まとめ

日本海側と太平洋側の違いは、干満の大きさの違いです。

朝マズメ夕マズメの違いは、それほどありません。

ちなみに、干満の落差が日本海と太平洋とで大きく違う理由は、空間です。

日本海は九州と北海道とユーラシア大陸の間で水の出入り口が絞られています。

しかし、太平洋は障害物がありません。結果として、干満の差が変わっています。

共通するのはマズメ時の釣れ具合です。どちらの海も、やはりマズメ時は釣りやすいです。

また、太平洋側も日本海側も冬の釣り場は寒いですから、防寒はしっかり整えましょう。

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