冬場に釣をするための安くて温かい防寒装備

冬の釣りのための防寒装備

冬の釣り場で必要な防寒装備

意外と薄着でも大丈夫?

先日、福井県小浜市の小浜新港で釣りをした時なんですが、うちの奥さんいわく「あなたは釣り場でいちばん薄着だけど大丈夫なの?」ということを聞かれました。

ところが、私はそれほど寒いとは感じていないんですね。

もしかしたら、デブだからかもしれませんが、釣り場を眺めると私よりも数段「ふくよかな」方ばかりにも関わらず皆さんもこもこに着込んでいます。

ところが、客観的に見ると、私はそれほど着込んでいるように見えないんですね。

警備員の知恵

学生時代は警備員のアルバイトをしていました。

冬の夜中に、お台場だったり、代々木だったり、明治神宮前だったり、立っているのが仕事でした。

学生時代に警備員のバイトでさんざん寒いところに立ち続けていたわけです。

 

警備員は外側に着込めない

警備員は制服が決まっています。

制服の上から着込むことは禁止です。(警備の人に見えなくなってしまいますからね)

それなのに、ひどいときには、強風の中、みぞれの降り注ぐ海ほたるの上で一晩中警備をしたりしてたわけです。

考えてみると凄いですよね(笑)

 

インナーの工夫で寒さを乗り切る

警備員は外側に更に着込むことができません。

外側に着膨れするような、防寒はできないわけです。

結果的に、内側にこっそり重ね着をすることになります。

私も学生時代に警備のバイトをしていて散々、防寒をしてきています。

結果として、着膨れしない防寒の仕方が身についているわけです。

 

ちなみに、Amazonさんの画像を貼ってますが、別に売りたくて貼っているわけではありませんので悪しからず。

権利関係の怪しくない商品画像がAmazonさんのものというだけですので、購入する場合はできるだけ近所の安いところで見繕ってください。

 

釣り用の防寒装備は高性能だが・・・

もちろん、釣り専門の防寒着はとても性能がいいのですが、お小遣いの限られているパパにはなかなか手が出にくい価格のものが多いです。

そんなわけで、今日は、家族で釣りをするお父さん必見の冬場に釣りをするための安くて温かい防寒装備について書きたいと思います。

防寒は2つの視点で考えると良いです。

1.密閉

外気を通さない工夫

防寒を考える上で、大切な視点はなるべく皮膚を空気に晒さないことです。

もっというと、空気を通さないことが重要です。

つまり、外側はウインドブレーカーが基本です。

外側にダウンでも良さそうですが、多少湿気に弱いケースもありますし、水は通してしまうことがあるのであくまで外側はウィンドブレーカーが良いです。

末端も覆っておくことが重要

なおかつ、手袋、ネックウォーマー、帽子、トレーナーやウィンドブレーカーのフードで末端を覆ってください。

寒さって、体の末端から入ってくる事が多いので、体の末端へのケアは地味に効いてきます。

 

釣りなので、手袋だけは釣り用のものを選ぶと良いと思います。

なぜかというと、水に触れたり、エサに触れることは避けられないし、釣り竿を持つことも多いので滑り止めはほしいんですよね。

そんなわけで、手袋だけは釣りに適したものを選びましょう。

2.保温

保温は構造的に考えましょう。

保温は、外気と肌の間に空気の層を作ることが大切です。

下着から、ミルフィーユ上に衣服を積み重ねるイメージが近いかもしれません。

私の場合で言うと、下記のような順番です。

上半身の防寒

・ヒートテック長袖シャツ

・長袖Tシャツ
・パーカー(フード付き)
・ウルトラライトダウン
・ネックウォーマー
・ウィンドブレーカー(撥水タイプ・フード付き)

ヒートテックは発汗でも発熱してくれますから便利です。

これがポイントなんですが、ヒートテックから生まれた熱を長袖のTシャツをかぶせることで保ちます。

この長袖Tシャツ1枚が結構大きな差になります。あるとないとじゃ、大違いです。

 

次にパーカーを重ねますが、フード付きがおすすめです。

ウィンドブレーカーもフード付きにしますが、ウィンドブレーカーのフードだけでは薄すぎて保温機能はほぼゼロです。

その点パーカーは地厚ですので、保温に貢献してくれます。

ネックウォーマーも使いましょう。

熱が逃げ安い首を保護してくれるので、防寒をする上では強い味方です。

パーカーの上からウルトラライトダウンを来て空気のミルフィーユづくりは完成です。

 

最後に切るのがウィンドブレーカーです。

ウィンドブレーカーは風を跳ね返してくれますから、空気のミルフィーユと外気の間に壁を作る事ができます。

これで上半身の装備は完了です。

 

下半身の防寒

・下着
・ヒートテック股引
・ジーンズ
・ウィンドブレーカー(ランニング用)

という感じです。

下半身の装備はヒートテックの股引にジーンズを重ねます。

この時点で結構温かいのですが、さらにジーンズの上からウィンドブレーカーを穿くと完璧です。

体質にもよると思いますが、雨や雪が降っていない限りは、これくらいの装備で十分釣りを楽しめます。

 

手先・足先の防寒

あとは、釣り用の手袋と厚手の靴下を履いています。

靴は普通のスエードの靴です(釣り用ではありません、汗)。

靴を長靴にすると更に防寒効果は高まると思います。

 

まとめ

今回は、冬の釣り場で役立つ防寒装備について解説しました。

もちろん、予算に余裕があれば釣り専用の高級な防寒装備を整えるのもありです。

しかし、できるだけ、防寒装備にお金をかけずに身の回りにあるもので安くあげたいというのが本音ではないでしょうか?

 

管理人自身も、それほど釣りの装備に投資ができるわけではないんです^^;

交通費だってバカになりませんし、外出ですからねえ。

食費だってかかっちゃうわけで、道具類や釣り用のウェア類への設備投資はあんまりできません。

 

そんなわけで、できるだけ、自宅にあるもので防寒装備を整えてみました。

ご参考になれば、嬉しいです。

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